お客さま、運転士、
みんなの笑顔のために、
安全運行を陰で支えます。
日進工場 検車第二係 係長
日進工場 検車第二係
野村 正臣
Nomura Masaomi1996年(入庁26年目)
日進工場 検車第二係 係長
日進工場 検車第二係
野村 正臣
Nomura Masaomi1996年(入庁26年目)
まもなく引退となる3000形という車両があります。私が担当したときに、故障する前の段階で発生する保護動作というエラーが頻繁に発生していた時がありました。放置しておけば故障につながってしまいます。対策を検討し、度重なる調査や検証を重ねた結果、その保護動作の発生を激減させることに成功しました。
それ以降、「安定した運転が可能となり、とても円滑に運行できる。」と、運転士に喜んでもらえた時は嬉しかったです。数値として結果に出ることも嬉しいですが、なにより誰かに感謝される仕事に携われていることを誇りに思っています。
私たち整備部門の職員は、お客さまと直接触れ合う機会はほとんどありませんし、お客さまからも私たちの仕事は見えません。しかし、お客さまが毎日利用している乗り物の整備をしているわけで、その先にはいつもお客さまがいて、気持ちよく利用していただけるためには何ができるのかを常にイメージしながら整備にあたるようにしています。
100周年を迎えるにあたり、あらためて私たちの大切な可愛い車両たちが、多くのお客さまに愛してもらえるよう、心を込めて整備にあたりたいと思っています。